2016年08月25日

タイタニック号遺物めぐり米管理会社が仏政府を提訴

1912年に北大西洋で沈没した英豪華客船タイタニック(Titanic)号から引き揚げられた数千点の遺物などを管理している米展示会社プレミア・エキシビションズ(Premier Exhibitions)が17日、これらの一部を売却する許可を求めて仏政府を提訴した。同社はすでに経営破たんしている。

 同社が訴状を提出したのは、米フロリダ(Florida)州ジャクソンビル(Jacksonville)にある連邦破産裁判所。同社がこうした遺物を売却するにあたり、仏政府が関与しないことを明白にするよう同政府に圧力をかけるためとみられる。

 タイタニックから引き揚げられた品々をめぐっては、先月、債権者への支払いのためその一部の売却を認めるよう求めたプレミア・エキシビションズ側の訴えが退けられていた。対象となる品々には、宝石類や衣類が含まれている。



Posted by understanding at 16:17
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